預金をした場合

預金の仕組み

まず、初くんは博士に銀行に預金をした場合について聞いてみました。

博士、銀行の預金ってどんな仕組みなの?
銀行の預金は、銀行がお客さまから預かったお金で企業や個人への貸し出しなどで独自に運用をして約束した利息を付けて返す仕組みだよ。
預金の利率はその時の経済や、金融の情勢によって変わってくるものなんだ。
そうなんだ!お母さんと調べてみるよ。

POINT 「預金」

預金は銀行がお金を預かり、利息をつけてお支払いする元本保証の商品

預金は銀行が預金者からお金を預かり、あらかじめ約束された利息をつけてお支払いする商品で、いつでも引出しの可能な要求払い預金(普通預金等)や一定の期間引出しの出来ない定期預金等に分かれています。利率は市場金利を参考に定められており、元本は当該銀行によって保証されています。(銀行が倒産した場合は、この限りではありません。)

銀行を通じて経済の発展に貢献してきた「預金」

預金は銀行を通じて経済の発展に貢献してきました。経済の流れを一般の企業の観点からとらえた場合、企業が継続的に活動するためには多額の資金が必要です。この資金は自己資金で賄うことが望ましいかもしれませんが、さらに成長するためには一般的には外部(銀行)から資金調達する必要があります。

間接金融と直接金融

従来日本では、企業は事業資金を銀行からの借入れによって調達することが多く、この仕組みを間接金融といいます。預金者から銀行を経由して資金が流れるからです。

一方、欧米では証券市場の発達が早く、株式や債券を発行することによって市場から(投資家から)直接資金を調達する直接金融が主流でした。近年日本においても直接金融の果たす役割は非常に大きなものとなっています。

10年後に50万円はいくらになる?

さっそくお母さんと初くんは定期預金(期間は10年)の金利を調べてみました。

50万円を年率0.1%の定期預金に10年間預けた場合
年率0.1%の金利だと、50万円を10年間預けると約50万5千円になるのね。
預金は確実だけど、この金利ではあまり増えないんだね。
もう少し増えるといいんだけど。
資金を増やすなら株式も検討してみてはどうかな?

まとめ

「預金」は資金はあまり増えないものの、元本保証があり堅実な運用方法

安心で堅実な運用方法なんだね
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