マーケット見通し(総合)
国内債券見通し(2025年11月17日)
2025年11月17日
マーケットの動き (2025年11月10日~11月14日)
- 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
- 高市新政権に対する財政拡張への懸念や、11日に実施された30年債入札が市場予想を下回ったことなどが嫌気され、超長期債を中心に売られました。また、米国長期金利の上昇なども受け、新発10年物国債利回りは、一時17年半ぶりの水準まで上昇しました。
- クレジット市場は、旺盛な投資家需要を背景に、堅調に推移しました。
投資環境見通し (2025年11月)
国内長期金利に対する上昇圧力は続く
- 日銀は政策金利の据え置きに際して、追加利上げに対する前向きな姿勢を維持しながら、2026年の春闘の初動の状況や、食料品回りのインフレ率などを確認する意向を示しました。日米経済情勢が比較的底堅く、日銀の利上げに向けた方向性は尊重されているとみられる中、利上げは1月までには実施されるとみています。このことに加えて補正予算審議など財政政策も拡張的な議論が進むとみられることから、国内長期金利に対する上昇圧力は続くとみています。
| 変動幅(騰落率) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 11月14日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
| 10年国債利回り(日本、%) (変動幅) | 1.70 | 0.02 | 0.04 | 0.25 | 0.64 |
| NOMURA-BPI総合 (騰落率) | 342.42 | -0.31% | -0.10% | -1.51% | -4.21% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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