プロダクトガバナンス
プロダクトガバナンス・ポリシー
私たちはお客さまに最も信頼され、満足いただける資産運用会社をめざすとともに、インベストメント・チェーンの一員として持続可能な社会の形成に貢献するため、お客さまの最善の利益の実現を第一に行動する指針として、「運用・管理」「商品性」「情報提供・開示」についてポリシーを制定し、適切なモニタリングを通してプロダクトガバナンスを実践します。
- 1.運用・管理
プロダクトガバナンスの実効性を確保するための体制(プロダクトガバナンス委員会)を整備し、徹底的なリサーチ・評価を行うとともに、付加価値として当該結果に基づく品質の維持向上・改善を促すことを通して、良好なパフォーマンスをお客さまに持続的に提供することに努めます。さらに、改善等が困難な場合には、報酬の見直しや償還等を進めます。
(視点)- コスト控除後の期待リターンに見合ったリスク水準が確保されていること
- 商品性に沿った中長期的に良好なパフォーマンスを維持・提供できる運用体制を構築できていること
- 2.商品性
商品の組成に当たっては、プロダクトガバナンス委員会のもとに専門機関(商品会議)をおくことで、商品性に合致した適切なリスク管理を実施するとともに、販売会社との間で、想定するお客さま属性等の販売に関する情報連携を行うことを通じて、環境変化とお客さまの真のニーズを踏まえた最適で質の高い商品・サービスを提供することに努めます。
(視点)- 想定するお客さまの属性を明確にし、お客さまの投資目的に適した商品内容となっていること
- お客さまにご負担いただくコストに見合ったリターンが確保されていること
- 商品開発に際して、お客さまに付加価値をもたらし、長期保有ニーズに資する商品性となっていること
- 3.情報提供・開示
お客さまの投資判断に資する情報(商品性に関する情報、運用体制等を含む)を適時にわかりやすく提供することに努めます。
(視点)- マーケットや運用の状況・体制、商品特性および内容、お客さまが負担する手数料について、報告書やウェブサイト等を通じて、お客さま目線で、わかりやすく開示がされていること
2025年4月1日制定
明治安田アセットマネジメント株式会社
プロダクトガバナンス体制
プロダクトガバナンスに係るPDCAサイクル
プロダクトガバナンスの実効性を確保するための体制(プロダクトガバナンス委員会)を整備するとともに、商品性に沿った中長期的に良好なパフォーマンスを維持・提供できる運用体制を構築し、全社横断の体制により、ファンドの設計・運用・見直しに関する意思決定を迅速かつ客観的に行っています。
主な取組状況
- 運用担当者等に係る事項に役職や氏名を追加し充実させました。
- ベンチマークの「配当込み指数」への変更を実施いたしました。
投資家の皆さまにとって適切で分かりやすい情報をご提供することを目的に、運用成果の検証指標であるベンチマークを、ファンドの実際の運用状況により即した「配当込み指数」へと変更いたしました。 - 信託報酬の引き下げを行いました。
同種の他社商品と比較して割高な信託報酬率を受益者の皆さまの最善の利益確保の観点から引き下げました。- フコク日本株式ファンド
- フコク日本債券ファンド
- フコク株25大河、フコク株50大河、フコク株75大河
- 繰上償還を行いました。
残高の減少や販売が伸び悩んだことから、今後コストに見合った十分なサービスの提供が困難となる懸念があり、このまま運用を継続するよりも繰上償還することが受益者の皆さまにとって有利であると考えられることから2024年度に以下の8ファンドの繰上償還を行いました。- 欧州厳選株式ファンド
- 明治安田Nextグローバル・リート(予想分配金提示型)
- 明治安田Nextグローバル・リート(資産成長型)
- 明治安田クオリティ日本株オープン
- ノーロード明治安田J-REITアクティブ
- 米国株式マーケット・キャッチ戦略ファンド
- 明治安田米国中小型成長株式ファンド(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジあり)
- 明治安田米国中小型成長株式ファンド(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)
