マーケット見通し(総合)

外国株式見通し(2025年11月10日)

2025年11月10日

マーケットの動き (2025年11月3日~11月7日)

  • 先週の米国株式市場は、前週末比で下落しました。
  • 週初は、AI(人工知能)関連期待の過熱感が意識されるなどして、半導体関連銘柄を中心に下落しました。その後、5日に発表された米国経済指標の上振れなどを受け、株式は買われました。しかし、6日に公表された民間の米労働市場調査で雇用の減速が示されたことなどを背景に、株価は再び下落に転じました。
  • 欧州株式市場は、前週末比で下落しました。

投資環境見通し (2025年11月)

外国株式相場は、米国、欧州ともにレンジ内での動き

  • 企業業績については、米国関税政策の影響は限定的で、底堅く推移するとみられます。 米国株式相場はこれまでの上昇から過熱感が意識され、上値が重くなるとみられますが、一方でFRB(米国連邦準備制度理事会)による利下げ観測は後退しつつも依然として残ることから、レンジ内での動きになるとみています。欧州株式相場は、米国関税政策の輸出に対する影響が懸念されますが、域内各国の財政政策は支援材料とみられ、米国株式相場と同様にレンジ内で推移するとみています。
騰落率
11月7日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
S&P500種株価指数 6,728.80 -1.63% 0.21% 19.49% 12.65%
NYダウ 46,987.10 -1.21% 0.82% 14.28% 7.45%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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