マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2025年10月20日)

2025年10月20日

マーケットの動き (2025年10月14日~10月17日)

  • 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。
  • FRB(米国連邦準備制度理事会)議長が量的引き締めの終了が近いことを示唆し、利下げ観測が強まったことや、米地銀の信用不安などを背景に債券は買われました。週末には、米大統領による米中関係改善への前向きな発言や、米地銀の信用不安後退を受け、金利は低下幅を縮めて週を終えました。
  • 欧州国債市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。

投資環境見通し (2025年10月)

長期金利は、米国、欧州(ドイツ)ともに緩やかに低下

  • 米国:関税政策の影響からインフレ懸念が高まる可能性はありますが、雇用市場の減速を背景にFRB(米国連邦準備制度理事会)の利下げ姿勢がより鮮明となる中、長期金利は緩やかに低下するとみています。
  • 欧州:ECB(欧州中央銀行)は政策金利のさらなる引き下げに対して様子見姿勢を維持していますが、域内の景気やインフレ率の下振れや為替動向を注視しつつ、追加利下げの可能性は残るとみています。ドイツ長期金利は米国長期金利に連れて緩やかに低下するとみています。
変動幅(騰落率)
10月17日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 4.00 -0.05 -0.06 -0.33 -0.09
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 639.00 -0.61% 2.78% 9.84% 6.27%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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