マーケット見通し(総合)
為替見通し(2025年9月1日)
2025年09月01日
マーケットの動き (2025年8月25日~8月29日)
- 先週の為替市場は、前週末比、米ドルは対円でほぼ横ばいとなりました。
- 26日のトランプ米大統領によるFRB(米国連邦準備制度理事会)理事の解任報道を受け、FRBの独立性に対する懸念などから、一時的に米ドルが売られましたが、その後理事本人が辞任を否定したことなどを背景に、米ドルが買われました。週末にかけては米雇用統計を控えた慎重姿勢や持ち高調整などからドル売りが優勢となりました。
- ユーロは前週末比、対円・対米ドルで下落しました。
投資環境見通し (2025年8月)
円に対して米ドル、ユーロともにレンジ内での動き
- 米ドル:日米関税交渉の合意に含まれる日本から米国への投資拡大はドル高要因とみられますが、米国景気は関税政策や金利高止まりの影響から減速するとみられることから、米ドルは円に対してレンジ内で推移するとみています。ただし、日米関税交渉の合意を受けて日銀による利上げ観測が再燃する場面では、米ドルは円に対して徐々に切り下がる可能性もあります。
- ユーロ:米国とEUの関税交渉の合意に含まれているEUから米国への投資拡大やエネルギーおよび軍事装備品の購入引き上げに加え、米国関税政策による外需の減速はユーロの下押し圧力になるとみられますが、域内各国の財政拡大政策は景気にプラスとみられることからユーロを巡る強弱材料が交錯し、ユーロは円に対してレンジ内で推移するとみています。
| 変動幅(円) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 8月29日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
| 米ドル/円 | 146.83 | -0.03 | -1.67 | -3.87 | 1.44 |
| ユーロ/円 | 171.86 | -0.23 | 0.76 | 15.14 | 10.91 |
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