マーケット見通し(総合)

為替見通し(2025年8月12日)

2025年08月12日

マーケットの動き (2025年8月4日~8月8日)

  • 先週の為替市場は、前週末比で米ドルは対円で下落(円高)しました。
  • 週初は、前週末に発表された7月の米雇用統計が労働市場の減速を示す内容だったことから、FRB(米国連邦準備制度理事会)による早期利下げ観測が広がり、日米金利差縮小を意識した円買い・米ドル売りが優勢となりました。その後は、持ち高調整の円売りや米国長期金利の上昇などを背景に、米ドルが買い戻され、下落幅を縮めて週を終えました。
  • ユーロは前週末比、対円・対米ドルで上昇しました。

投資環境見通し (2025年8月)

円に対して米ドル、ユーロともにレンジ内での動き

  • 米ドル:日米関税交渉の合意に含まれる日本から米国への投資拡大はドル高要因とみられますが、米国景気は関税政策や金利高止まりの影響から減速するとみられることから、米ドルは円に対してレンジ内で推移するとみています。ただし、日米関税交渉の合意を受けて日銀による利上げ観測が再燃する場面では、米ドルは円に対して徐々に切り下がる可能性もあります。
  • ユーロ:米国とEUの関税交渉の合意に含まれているEUから米国への投資拡大やエネルギーおよび軍事装備品の購入引き上げに加え、米国関税政策による外需の減速はユーロの下押し圧力になるとみられますが、域内各国の財政拡大政策は景気にプラスとみられることからユーロを巡る強弱材料が交錯し、ユーロは円に対してレンジ内で推移するとみています。
変動幅(円)
8月8日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 147.83 -0.27 0.91 -3.56 0.57
ユーロ/円 172.30 1.19 0.52 15.70 11.69
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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