マーケット見通し(総合)
国内債券見通し(2025年7月28日)
2025年07月28日
マーケットの動き (2025年7月22日~7月25日)
- 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
- 23日(日本時間)に日米関税交渉が合意に達し、関税率が当初予定されていた25%から15%へと引き下げられたことなどを受け、日銀の早期利上げ観測懸念が高まり、国内長期金利は上昇しました。その後も、米欧の関税交渉の進展期待や、ECB(欧州中央銀行)の金利据え置きなどを受けて債券は売られました。
- クレジット市場は、新規債券発行が一巡し、投資家需要が既存の債券にも向かい、堅調に推移しました。
投資環境見通し (2025年7月)
国内長期金利はレンジ内で推移
- 日銀は引き続き利上げを行う姿勢を示すものの、通商政策を巡る先行きの不確実性は高い状況と指摘し、早期の利上げについては慎重とみられています。こうした中、財務省は国債発行計画の見直しを行い、超長期の減額を決定したことが中長期に対する上昇圧力の抑制につながるとみられる一方、参議院選挙を前に財政出動するとの見方も広がりやすいことから、国内長期金利はレンジ内で推移するとみています。
| 変動幅(騰落率) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 7月25日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
| 10年国債利回り(日本、%) (変動幅) | 1.59 | 0.06 | 0.19 | 0.36 | 0.53 |
| NOMURA-BPI総合 (騰落率) | 344.07 | -0.39% | -1.46% | -3.16% | -3.67% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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