マーケット見通し(総合)
国内債券見通し(2025年3月31日)
2025年03月31日
マーケットの動き (2025年3月24日~3月28日)
- 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
- 週初より、トランプ米大統領の関税政策に関する報道を受け、関税政策に対する過度な警戒感が薄れ米国長期金利が上昇したことで、国内長期金利も上昇しました。その後も年度末を前に持ち高調整の売りが出ましたが、週後半に輸入自動車に対する追加関税が発表されたことなどから相対的に安全資産とされる債券は買われ、金利上昇幅を縮めて週を終えました。
- クレジット市場は、持ち高調整などによりやや軟調に推移しました。
投資環境見通し (2025年3月)
国内長期金利はレンジ内で推移
- 日銀総裁が国内物価情勢についてインフレ状態との認識を示し、1月の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、前年比)が3カ月連続で拡大する中、今回の利上げ局面において投資家の予想する日銀の到達金利は切り上がっているとみられます。一方、足元では長期金利上昇やインフレにより国内消費の一部に低下もみられることに加え、日銀総裁は機動的な国債買い入れ増額などの実施に言及していることから、国内長期金利はレンジ内での動きになるとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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3月28日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) | 1.56 | 0.04 | 0.19 | 0.76 | 0.86 |
NOMURA-BPI総合 (騰落率) | 348.03 | 0.04% | -1.30% | -4.13% | -5.23% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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