マーケット見通し(総合)
外国債券見通し(2025年3月3日)
2025年03月03日
マーケットの動き (2025年2月24日~2月28日)
- 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。
- 週前半は、2月の米国消費者信頼感指数などの米経済指標の結果より米国景気の失速が懸念され、相対的に安全資産とされる債券に買いが入りました。その後も、トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が決裂したことで地政学リスクが意識され、米国長期金利は低下しました。
- 欧州国債市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。
投資環境見通し (2025年2月)
長期金利は、米国ではレンジ内、欧州(ドイツ)では低下基調で推移
- 米国:FRB(米国連邦準備制度理事会)は政策金利を据え置くに際して、インフレ率について幾分高止まりしていることを指摘し、FRB議長は「利下げを急ぐ必要はない」と述べました。一方、新政権によるエネルギー政策や移民規制に加え、これまでの長期金利上昇による景気への影響も懸念される中、当面の長期金利はレンジ内で推移するとみています。
- 欧州:ECB(欧州中央銀行)は4会合連続の利下げを決定するとともに、今後も利下げを継続する姿勢を示しました。米国新政権下での通商政策や経済関係の強い中国の景気減速を背景に、ドイツをはじめとして域内各国の経済が低迷していることもあり、ドイツ長期金利は低下基調で推移するとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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2月28日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) | 4.19 | -0.23 | -0.34 | 0.35 | -0.07 |
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) | 598.12 | 1.33% | -1.80% | 2.24% | 2.97% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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