マーケット見通し(総合)
外国債券見通し(2025年1月14日)
2025年01月14日
マーケットの動き (2025年1月6日~1月10日)
- 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
- 7日発表の2024年12月の米国ISM非製造業景況感指数や10日発表の2024年12月の米国雇用統計が市場予想を上回ったことなどを受け、米国景気の堅調さやFRB(米国連邦準備制度理事会)による利下げペースの鈍化が意識され、債券は売られ金利は上昇しました。
- 欧州国債市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
投資環境見通し (2025年1月)
長期金利は、米国ではレンジ内で推移、欧州(ドイツ)では低下方向
- 米国:FRB(米国連邦準備制度理事会)は投資家の予想通り利下げを決定しましたが、FOMC(米国連邦公開市場委員会)声明文においては今後の利下げペースの鈍化も示しました。長期金利は、次期政権下での財政悪化やインフレ再燃が懸念される一方、実質金利上昇や次期政権による通商政策や移民規制を受けた景気の下振れも意識される中、レンジ内で推移するとみています。
- 欧州:経済関係の強い中国の景気減速やドイツをはじめとした各国の経済成長が下振れするとの見方に加え、ECB(欧州中央銀行)の利下げを継続する姿勢を背景に、ドイツ長期金利は低下するとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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1月10日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) | 4.77 | 0.17 | 0.54 | 0.48 | 0.72 |
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) | 605.17 | -0.93% | 0.05% | -3.95% | 6.59% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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