マーケット見通し(総合)
外国債券見通し(2024年12月16日)
2024年12月16日
マーケットの動き (2024年12月9日~12月13日)
- 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
- 11日発表の11月の米国CPI(消費者物価指数)は市場予想と一致しましたが、減速ペースが引き続き緩やかであることに加え、12日発表の11月の米国PPI(卸売物価指数)が市場予想を上回ったことなどを受け、米国経済は引き続き堅調であり、根強いインフレ圧力から2025年の米国金融政策の先行き不透明感が高まったことで債券は売られました。
- 欧州国債市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
投資環境見通し (2024年12月)
長期金利は、米国、欧州(ドイツ)では低下傾向
- 米国:大統領および連邦議会選挙を終え、今後は次期政権の人事と政策運営の方向性が注目されるとみられます。当面は関税や移民などの景気抑制に影響する政策動向が意識される中、長期金利はレンジ内でやや低下するとみています。
- 欧州:経済関係の強い中国の景気減速やドイツをはじめとした経済成長が下振れするとの見方に加え、ECB(欧州中央銀行)による追加利下げ観測を背景に、ドイツ長期金利は低下するとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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12月13日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) | 4.40 | 0.25 | -0.05 | 0.16 | 0.38 |
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) | 605.57 | 1.27% | -0.38% | -0.49% | 8.11% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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