マーケット見通し(総合)
国内債券見通し(2024年12月16日)
2024年12月16日
マーケットの動き (2024年12月9日~12月13日)
- 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。
- 週前半は、米国長期金利の上昇や中国共産党指導部が2025年に金融緩和と財政支出の拡大を進める方針を示したことで中国景気への懸念が後退したことなどから相対的に安全資産とされる債券は売られ国内長期金利は上昇しました。その後、一部の通信社の報道を受け、日銀による金融政策決定会合での利上げ期待が後退すると金利は低下しました。
- クレジット市場は、新発債との入れ替わりと見られる売りが増えたものの、流通市場での買いも断続的にあり、需給はやや改善しました。
投資環境見通し (2024年12月)
国内長期金利はさらなる上昇余地
- 日銀総裁が、経済データが利上げに向けて想定通りに推移しているとの認識を示し、加えて一段の円安に対するリスクを指摘していることから、日銀による早期の利上げ観測が広がっています。国内長期金利は、来年1月までに追加利上げが行われるとの投資家の見方を背景に、さらなる上昇余地があるとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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12月13日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) | 1.04 | -0.02 | -0.00 | 0.06 | 0.34 |
NOMURA-BPI総合 (騰落率) | 358.75 | 0.18% | 0.23% | -0.21% | -2.22% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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