マーケット見通し(総合)

国内債券見通し(2024年11月25日)

2024年11月25日

マーケットの動き (2024年11月18日~11月22日)

  • 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
  • 週初は、ロシアとウクライナを巡る地政学リスクが意識され米国長期金利が低下したことや12月の日銀金融決定政策会合での利上げ観測が後退したことから国内長期金利は低下しましたが、地政学リスクへの懸念低下や植田日銀総裁の発言などを受け日銀による早期利上げ観測が強まると国内長期金利は上昇しました。
  • クレジット市場は、堅調に推移しました。

投資環境見通し (2024年11月)

国内長期金利は徐々にレンジを切り上げる動き

  • 日銀総裁は10月末に開催された金融政策決定会合後の会見で、「経済・物価見通しが見通しに沿って実現していくとすれば、政策金利を引き上げていく」とともに、これまで繰り返してきた「時間的余裕はある」との表現を使わないと述べました。さらに、米国経済は少しずつ霧が晴れつつあるとの認識を示し、国内政治情勢についても政策的に大きな動きが出されれば物価に影響する可能性を指摘しました。国内長期金利は早期の追加利上げがあらためて意識される中、徐々にレンジを切り上げるとみています。
変動幅(騰落率)
11月22日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) 1.08 0.01 0.11 0.09 0.36
NOMURA-BPI総合 (騰落率) 357.15 -0.04% -0.70% -0.35% -2.45%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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