マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2024年11月18日)

2024年11月18日

マーケットの動き (2024年11月11日~11月15日)

  • 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
  • 週初は米大統領選挙でトランプ氏が勝利したことを受け、インフレや財政悪化などへの警戒感から米国長期金利は上昇しました。その後もFRB(米国連邦準備制度理事会)高官らの発言を受け、12月FOMC(米国連邦公開市場委員会)での利下げ観測が後退したことから米国長期金利は上昇しました。
  • 欧州国債市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。

投資環境見通し (2024年11月)

長期金利は、米国ではレンジ内で推移、欧州(ドイツ)では低下に向かう

  • 米国:足元の長期金利の上昇は、堅調な経済指標を受けた投資家の利下げ観測の修正とみています。今後の長期金利は、大統領選挙後の新政権による政策運営を巡り変動率が高まる可能性がありますが、FRB(米国連邦準備制度理事会)が利下げを継続する姿勢を続けるとみられ、次第に落ち着きを取り戻しつつレンジ内で推移するとみています。
  • 欧州:ドイツにおける経済成長下振れの可能性に加えて、経済関係の強い中国の景気減速を背景に、ECB(欧州中央銀行)の利下げペースが速まるとみられる中、ドイツ長期金利は低下に向かうとみています。
変動幅(騰落率)
11月15日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 4.44 0.14 0.41 0.09 -0.10
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 607.14 0.52% 1.15% 0.63% 7.50%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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