マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2024年9月30日)

2024年09月30日

マーケットの動き (2024年9月23日~9月27日)

  • 先週の米国国債市場は、前週末比でほぼ横ばいでした。
  • 25日発表の8月米新築住宅販売件数の上振れや26日発表の米新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったことが米経済、米労働市場の底堅さを示し、債券は売られ金利は上昇しました。その後、27日発表の8月米PCE(個人消費支出)物価指数が、インフレの鈍化を示す結果となったことを受け、金利は低下しほぼ横ばいの推移となりました。
  • 欧州国債市場は、英国金利が上昇した一方、ドイツ金利は低下しました。

投資環境見通し (2024年9月)

長期金利は、米国ではレンジ内での動き、欧州(ドイツ)では低下

  • 米国:FRB(米国連邦準備制度理事会)の利下げ姿勢を背景に、長期金利は低下方向とみています。ただし、景気減速は緩やかなものにとどまるとみられる中、長期金利はすでに政策金利の引き下げを相当程度織り込んだとみられることから、当面はレンジ内で推移するとみています。
  • 欧州:ユーロ圏ではインフレ鈍化に遅れがみられますが、ドイツを中心とした経済成長下振れの可能性に加え、米国における早期の利下げ観測もあり、ドイツ長期金利は低下するとみています。
変動幅(騰落率)
9月27日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 3.75 0.02 -0.08 -0.44 -0.86
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 586.36 -0.75% 0.34% -0.40% 7.90%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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