マーケット見通し(総合)
外国債券見通し(2024年9月9日)
2024年09月09日
マーケットの動き (2024年9月3日~9月6日)
- 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。
- 6日発表の米国8月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回るなど、労働市場の減速を示す経済指標の発表が相次いだことを受け、先行きへの不透明感の高まりから相対的に安全資産とされる債券に買いが広がりました。
- 欧州国債市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。
投資環境見通し (2024年9月)
長期金利は、米国ではレンジ内での動き、欧州(ドイツ)では低下
- 米国:FRB(米国連邦準備制度理事会)の利下げ姿勢を背景に、長期金利は低下方向とみています。ただし、景気減速は緩やかなものにとどまるとみられる中、長期金利はすでに政策金利の引き下げを相当程度織り込んだとみられることから、当面はレンジ内で推移するとみています。
- 欧州:ユーロ圏ではインフレ鈍化に遅れがみられますが、ドイツを中心とした経済成長下振れの可能性に加え、米国における早期の利下げ観測もあり、ドイツ長期金利は低下するとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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9月6日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) | 3.72 | -0.20 | -0.18 | -0.39 | -0.59 |
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) | 580.78 | -1.12% | 0.50% | -0.39% | 6.06% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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