マーケット見通し(総合)

国内債券見通し(2024年8月26日)

2024年08月26日

マーケットの動き (2024年8月19日~8月23日)

  • 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
  • 米国長期金利が低下したことを受け、国内長期金利も低下する場面がみられましたが、日米株式市場での株高を受け、相対的に安全とされる債券には売りが広がりました。23日の植田日銀総裁の発言には反応薄く、上値が重い展開が続き週を終えました。
  • クレジット市場は、好転し資金の流れが改善している傾向がみられました。

投資環境見通し (2024年8月)

国内長期金利の上昇幅は限定的

  • 日銀は7月の金融政策決定会合で、金融緩和の度合いを調節することが適切として、政策金利を0.25%程度に引き上げるとともに、2025年度末までの長期国債の買い入れ減額に関する計画を公表しました。当面の国内長期金利は、日銀によるさらなる追加利上げ観測が上昇圧力になるとみられますが、国債買い入れ額は引き続き高水準と考えられ、また米国や欧州における今後の金融政策は利下げ方向とみられることから、上昇幅は限定的とみています。
変動幅(騰落率)
8月23日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) 0.90 0.02 -0.16 0.18 0.22
NOMURA-BPI総合 (騰落率) 361.34 -0.14% 1.13% -1.59% -1.50%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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