マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2024年8月19日)

2024年08月19日

マーケットの動き (2024年8月12日~8月16日)

  • 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。
  • 米国PPI(卸売物価指数)や7月の米国CPI(消費者物価指数)が米国のインフレ鈍化を意識させる内容であったことからFRB(米国連邦準備制度委員会)による利下げ観測が高まり、債券買いが優勢となりました。その後、7月の米国小売売上高が上振れたことで大幅利下げとなる見方が後退し債券が売られ、低下幅を縮めました。
  • 欧州国債市場は、英国金利がほぼ横ばいだった一方、ドイツ金利は上昇しました。

投資環境見通し (2024年8月)

長期金利は、米国ではレンジ内での動き、欧州(ドイツ)では低下

  • 米国:FRB(米国連邦準備制度理事会)議長は7月末のFOMC(米国連邦公開市場委員会)で、9月に利下げを開始する可能性に言及しました。インフレ関連の経済指標が鈍化傾向にあることが長期金利の低下要因とみられる一方、大統領選挙を前に、次期政権下で財政拡張的な政策が材料視される場面では上昇圧力がかかりやすいとみています。長期金利はレンジ内で推移するとみています。
  • 欧州:フランス政治を巡る先行き不透明感が残りますが、ドイツを中心とした景気下振れの可能性や域内インフレの鈍化を背景とした追加利下げ観測も広がりやすいことから、ドイツ長期金利は低下するとみています。
変動幅(騰落率)
8月16日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 3.89 -0.05 -0.28 -0.40 -0.38
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 593.86 1.43% -4.85% 2.97% 8.96%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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