マーケット見通し(総合)
国内債券見通し(2024年8月19日)
2024年08月19日
マーケットの動き (2024年8月13日~8月16日)
- 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
- 13日発表の米国PPI(卸売物価指数)の下振れにより米国長期金利が低下したことで、国内長期金利も低下しました。その後、15日発表の7月の米国小売売上高が上振れたことを受け、FRB(米国連邦準備制度委員会)による大幅利下げ観測が後退し米国長期金利が上昇すると、国内債券は売られ金利は上昇しました。
- クレジット市場はほぼ横ばいとなりました。
投資環境見通し (2024年8月)
国内長期金利の上昇幅は限定的
- 日銀は7月の金融政策決定会合で、金融緩和の度合いを調節することが適切として、政策金利を0.25%程度に引き上げるとともに、2025年度末までの長期国債の買い入れ減額に関する計画を公表しました。当面の国内長期金利は、日銀によるさらなる追加利上げ観測が上昇圧力になるとみられますが、国債買い入れ額は引き続き高水準と考えられ、また米国や欧州における今後の金融政策は利下げ方向とみられることから、上昇幅は限定的とみています。
変動幅(騰落率) | |||||
---|---|---|---|---|---|
8月16日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) | 0.88 | 0.02 | -0.14 | 0.15 | 0.26 |
NOMURA-BPI総合 (騰落率) | 361.84 | -0.05% | 1.09% | -1.20% | -1.93% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
- 当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書類(目論見書等)ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。
- 当資料は、信頼できると判断した情報等にもとづき作成していますが、内容の正確性、完全性を保証するものではありません。
- 当資料の内容は作成日における当社の見解に基づいており、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。また予告なしに変更することもあります。
- 投資に関する最終的な決定は、お客さま自身の判断でなさるようにお願いいたします。
- 当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらに関する著作権等の一切の権利は、それらを作成・公表している各主体に帰属します。
- 使用インデックスについては、マーケット見通し(総合)の最終ページをご確認ください。 https://www.myam.co.jp/market/report/
当サイトは、投資家の皆さまがファンドの理解に資するための情報提供を目的とするものです。
投資信託へのご投資を検討される場合には、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。また、ファンドの取得のお申込みを行う場合には投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時に販売会社よりお渡しいたしますので、必ず投資信託説明書(交付目論見書)で内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。
投資信託の信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。投資家の皆さまの投資元本は金融機関の預貯金と異なり保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、元本を割り込むおそれがあります。
投資信託は、預金や保険契約とは異なり、預金保険・保険契約者保護機構の保護の対象ではなく、また、登録金融機関から購入された投資信託は投資者保護基金の補償対象ではありません。