マーケット見通し(総合)
国内債券見通し(2024年6月24日)
2024年06月24日
マーケットの動き (2024年6月17日~6月21日)
- 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
- 前週末の植田日銀総裁の会見で国債買入減額幅は「相応の規模」になると発言したことなどから金融引き締めへの警戒が再燃したほか、欧州の政治情勢に対する不透明感により投資家の長期債を回避する動きも強まったことなどを受け、国内金利は上昇しました。
- クレジット市場は、7月に起債予定のセクターを中心にやや軟調に推移しました。
投資環境見通し (2024年6月)
国内長期金利のさらなる上昇余地は限定的
- 日銀による早期の政策修正観測が広がる中、国債買い入れオペの減額を受けて、長期的な国債買い入れの減額や追加利上げ時期を巡る思惑が国内長期金利の上昇圧力につながるとみています。ただし、政策金利見通しに加えて米国長期金利の水準も勘案すれば、国内長期金利のさらなる上昇余地は限定的とみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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6月21日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) | 0.97 | 0.05 | -0.00 | 0.41 | 0.60 |
NOMURA-BPI総合 (騰落率) | 359.26 | -0.32% | 0.03% | -2.99% | -4.68% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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