マーケット見通し(総合)

為替見通し(2024年6月10日)

2024年06月10日

マーケットの動き (2024年6月3日~6月7日)

  • 先週の為替市場は、前週末比で米ドルは対円で下落(円高)しました。
  • 米国雇用指標や米国経済指標の下振れにより労働需給の緩和が示され米国長期金利が低下すると、日米金利差の縮小から円買い・米ドル売りが優勢となりました。7日発表の米国雇用統計の上振れを受け、FRB(米国連邦準備制度理事会)は利下げを急がないとの観測が広がったことで、円売り・米ドル買いが優勢となり、対円での下落幅を縮めて週を終えました。
  • ユーロは前週末比、対円・対米ドルともに下落しました。

投資環境見通し (2024年6月)

円に対して米ドル、ユーロともにレンジ内での動き

  • 米ドル:米国ではインフレの再燃が意識されることに加え、日米実質金利差といった構造的な円安圧力が残る一方、米国における景気減速の兆しもあり、ドルは円に対してレンジ内で推移するとみています。ただし、為替レートの水準次第では日本政府・日銀による円買い介入も意識されており、変動率が高まる可能性があります。
  • ユーロ:ECB(欧州中央銀行)が6月に利下げを行うとの見方とともに、その後の追加利下げに対する関心が高まるとみられますが、緩やかなペースにとどまるとみられる中、ユーロは円に対してレンジ内で推移するとみています。
変動幅(円)
6月7日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 156.83 -0.31 2.39 12.82 17.10
ユーロ/円 169.56 -1.03 3.11 14.25 19.94
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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