マーケット見通し(総合)
外国債券見通し(2024年5月13日)
2024年05月13日
マーケットの動き (2024年5月6日~5月10日)
- 先週の米国国債市場は、前週末比で金利はほぼ横ばいとなりました。
- 週初は米国雇用統計の下振れなどを背景に、米国金利は低下しました。その後、8日の10年国債入札はやや低調な結果となり長期金利は上昇しましたが、FRB(米国連邦準備制度理事会)が年内2回程度の利下げを実施するとの見方が強まると長期金利は低下し、前週末とほぼ同水準で週を終えました。
- 欧州国債市場は、英国金利が低下した一方、ドイツ金利はほぼ横ばいとなりました。
投資環境見通し (2024年5月)
長期金利は、米国では高止まり、欧州(ドイツ)ではレンジ内で推移
- 米国:インフレ率の下げ止まりを受けてインフレの粘着性に対する警戒感が広がる中、長期金利は高止まりで推移するとみています。ただ、これまでの長期金利上昇によってすでに早期の利下げ観測は後退したとみられることから、長期金利のさらなる上昇余地は限定的とみています。
- 欧州:米国長期金利の高止まりがドイツ長期金利の上昇圧力につながる可能性はあります。しかし、ECB(欧州中央銀行)は6月に利下げを行うとの見方とともにその後の追加利下げの可能性が意識されることもあり、ドイツ長期金利はレンジ内で推移するとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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5月10日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) | 4.50 | -0.00 | -0.05 | -0.13 | 1.07 |
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) | 598.64 | 2.02% | 2.26% | 7.17% | 15.38% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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