マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2024年5月7日)

2024年05月07日

マーケットの動き (2024年4月29日~5月3日)

  • 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。
  • 30日発表の米国雇用関連指標が上振れたことを受け、賃金インフレへの警戒感が高まり長期金利は上昇しました。その後、FRB(米国連邦準備制度理事会)パウエル議長が追加利上げの可能性は低いと示唆したことや米国雇用統計の下振れなどを受け、年後半の利下げ開始観測が強まり債券は買われました。
  • 欧州国債市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。

投資環境見通し (2024年4月)

長期金利は、米国、欧州(ドイツ)ともにレンジ内で推移

  • 米国:長期金利は、年内の利下げ回数予測を巡り、FRB(米国連邦準備制度理事会)と投資家との隔たりは解消しつつありますが、物価関連をはじめとした経済指標や原油価格の動向などからインフレ再燃への警戒感は残るとみられます。長期金利は当面レンジ内での推移を予想しています。
  • 欧州:ECB(欧州中央銀行)高官の発言から利下げ開始時期は6月との見方が広がっていますが、賃金インフレに対する警戒感からECBはその後の利下げについては慎重に行うとみられることから、ドイツ長期金利はレンジ内で推移するとみています。
変動幅(騰落率)
5月3日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 4.50 -0.16 0.16 -0.02 1.11
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 586.81 -1.71% 0.14% 5.97% 11.95%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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