マーケット見通し(総合)

為替見通し(2024年4月30日)

2024年04月30日

マーケットの動き (2024年4月22日~4月26日)

  • 先週の為替市場は、前週末比で米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • 25日発表の米経済指標がインフレ圧力の根強さを示し米国長期金利が上昇した一方、日銀は26日まで開いた金融政策決定会合で政策の現状維持を決めました。日米の金融政策の方向性の違いや日米金利差の拡大を意識した円売りが続き、一時158円半ばまで円が売られ、1990年5月以来、約34年ぶりの安値を付けました。
  • ユーロは前週末比、対円・対米ドルともに上昇しました。

投資環境見通し (2024年4月)

円に対して米ドルは強含み、ユーロはレンジ内での動き

  • 米ドル:米国ではインフレ再燃に対する警戒感から金利が高止まる一方、日銀はゼロ金利政策を解除しつつも緩和的な金融環境を継続するとみられる中、資本フローの面においてもドルが優位と考えられることから、ドルは円に対して強含むとみています。ただし、日銀の追加利上げや日本政府・日銀によるドル売り円買い為替介入に対する警戒感が広がる場面では、変動率が高まるとみています。
  • ユーロ:ECB(欧州中央銀行)が利下げサイクルに入り、日銀が追加利上げに踏み切るには相当の時間が必要とみられることから、当面は金利差に大きな変化はなくユーロは円に対して概ねレンジ内で推移するとみています。
変動幅(円)
4月26日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 157.28 2.68 5.69 6.94 23.94
ユーロ/円 167.98 3.02 3.83 9.47 20.72
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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