マーケット見通し(総合)
外国株式見通し(2024年2月19日)
2024年02月19日
マーケットの動き (2024年2月12日~2月16日)
- 先週の米国株式市場は、前週末比で下落しました。
- 1月米国CPI(消費者物価指数)の上振れにより米国のインフレ懸念が再燃したものの、発表された米国経済指標から堅調な雇用情勢や景況感の改善傾向などがみられ、米国株式は景気敏感株を中心に上昇しました。その後、1月米国PPI(卸売物価指数)の上振れやなどを背景に長期金利が上昇し、米国株式は軟調に推移しました。
- 欧州株式市場は、1月英国CPI(消費者物価指数)の下振れなどから早期利下げ観測が高まり、前週末比で上昇しました。
投資環境見通し (2024年2月)
外国株式相場は、米国、欧州ともに上値は重い
- 企業業績については、半導体市場や人工知能に対する期待感に加えて依然として堅調な個人消費に支えられ、底堅く推移するとみています。米国株式相場は、景気が軟着陸するとの見方に加え、ハイテク企業の好業績にも支えられるとみられますが、これまでの金利上昇の影響もあり、上値の重い展開になるとみています。欧州株式相場は、ECB(欧州中央銀行)による早期の利下げ観測が後退する中、域内ならびに経済関係の強い中国において先行き不透明な景況感を背景とした企業業績の下振れ懸念から、上値の重い展開になるとみています。
騰落率 | |||||
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2月16日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
S&P500種株価指数 | 5,005.57 | -0.42% | 5.03% | 13.65% | 22.37% |
NYダウ | 38,627.99 | -0.11% | 3.39% | 11.11% | 14.63% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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