マーケット見通し(総合)

外国株式見通し(2024年2月13日)

2024年02月13日

マーケットの動き (2024年2月5日~2月9日)

  • 先週の米国株式市場は、前週末比で上昇しました。
  • FRB(米国連邦準備制度理事会)パウエル議長が次回会合での利下げに否定的な考えを示したことや、米国雇用関連指標が労働市場の底堅さを示し景気を損なうことなくインフレを鎮静化できるとの期待が高まったこと、米国の医薬品や半導体などの大手企業決算が好調な内容であったことなどを好感し、米国株式は成長株を中心に上昇しました。
  • 欧州株式市場は、ECB(欧州中央銀行)による早期利下げ観測の後退などが投資家心理の重荷となり米国に劣後しました。

投資環境見通し (2024年2月)

外国株式相場は、米国、欧州ともに上値は重い

  • 企業業績については、半導体市場や人工知能に対する期待感に加えて依然として堅調な個人消費に支えられ、底堅く推移するとみています。米国株式相場は、景気が軟着陸するとの見方に加え、ハイテク企業の好業績にも支えられるとみられますが、これまでの金利上昇の影響もあり、上値の重い展開になるとみています。欧州株式相場は、ECB(欧州中央銀行)による早期の利下げ観測が後退する中、域内ならびに経済関係の強い中国において先行き不透明な景況感を背景とした企業業績の下振れ懸念から、上値の重い展開になるとみています。
騰落率
2月9日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
S&P500種株価指数 5,026.61 1.37% 5.68% 12.51% 23.16%
NYダウ 38,671.69 0.04% 3.06% 10.10% 14.75%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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