マーケット見通し(総合)

外国株式見通し(2024年2月5日)

2024年02月05日

マーケットの動き (2024年1月29日~2月2日)

  • 先週の米国株式市場は、前週末比で上昇しました。
  • 1月FOMC(米国連邦公開市場委員会)後のFRB(米国連邦準備制度理事会)パウエル議長の会見において、次回会合での利下げに否定的な考えが示されたほか、米国ハイテク大手における広告収入の下振れや、米国地方銀行の商業用不動産向け融資債権に関わる大型損失の計上などを背景に投資家のリスクオフ姿勢が強まり、米国株式は上値の重い展開となりました。その後、堅調な米国雇用統計を背景に投資家心理が改善し、米国株式は上昇して週を終えました。
  • 欧州株式市場は、前週末比で下落しました。

投資環境見通し (2024年1月)

外国株式相場は、米国では強含み、欧州では上値が重い

  • 企業業績については、これまでの利上げの影響に加え、景況感の鈍化もあり、個別銘柄ではまちまちとみられますが、製造業の循環的な底打ち見通しから、次第に底堅くなるとみています。米国株式相場は、インフレ鈍化を背景とした利下げ観測に加えて、景気が軟着陸するとの見方に支えられ、強含みで推移するとみています。欧州株式相場は、長期金利の低下は支援材料とみられますが、景気悪化に連れて企業業績の下振れ懸念が広がりやすく、中国景気の鈍化もあり、上値の重い展開になるとみています。
騰落率
2月2日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
S&P500種株価指数 4,958.61 1.38% 4.55% 9.86% 18.63%
NYダウ 38,654.42 1.43% 2.49% 9.56% 13.51%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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