マーケット見通し(総合)

為替見通し(2024年1月29日)

2024年01月29日

マーケットの動き (2024年1月22日~1月26日)

  • 先週の為替市場は、前週末比で米ドルは対円でほぼ横ばいとなりました。
  • 次回以降の日銀金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するとの思惑が広がり国内金利が上昇すると、米ドルは一時147円台を下回る水準まで下落しました。一方で、市場予想を上回る米国経済指標を背景に米国景気の底堅さを意識した円売り・米ドル買いの動きもあり、前週末とほぼ同水準まで米ドルは買い戻されました。
  • ユーロは前週末比、対円・対米ドルともに下落しました。

投資環境見通し (2024年1月)

円に対して米ドルは小幅に下落、ユーロは下落

  • 米ドル:日米金利差が縮小するとの投資家の見方が円高ドル安要因とみられますが、FRB(米国連邦準備制度理事会)による利下げ見通しや日銀による政策修正を巡る不透明感も強く、ドルは円に対して小幅の下落にとどまるとみています。
  • ユーロ:製造業の景況感悪化や低調な消費からユーロ圏景気は低迷が続くとみられ、ユーロは円に対して下落するとみています。
変動幅(円)
1月26日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 148.09 -0.02 5.49 7.70 17.63
ユーロ/円 160.86 -0.33 3.62 5.54 19.26
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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