マーケット見通し(総合)

外国株式見通し(2024年1月9日)

2024年01月09日

マーケットの動き (2023年12月26日~2024年1月5日)

  • 先週の米国株式市場は、前週末(12/29)比で下落しました。
  • 12月最終週は早期利下げ観測が高まっていることなどから、半導体関連株を中心に底堅く推移しました。年初は12月FOMC(米国連邦公開市場委員会)議事要旨が景気抑制的な内容であったことなどが相場の重石となり下落しましたが、米国雇用関連指標が労働市場の底堅さを示し景気を損なうことなくインフレを鎮静化できるとの期待感が高まり、米国株式は下げ幅を縮めて週を終えました。
  • 欧州株式市場は、おおむね米国に連動した推移となりました。

投資環境見通し (2024年1月)

外国株式相場は、米国では強含み、欧州では上値が重い

  • 企業業績については、これまでの利上げの影響に加え、景況感の鈍化もあり、個別銘柄ではまちまちとみられますが、製造業の循環的な底打ち見通しから、次第に底堅くなるとみています。米国株式相場は、インフレ鈍化を背景とした利下げ観測に加えて、景気が軟着陸するとの見方に支えられ、強含みで推移するとみています。欧州株式相場は、長期金利の低下は支援材料とみられますが、景気悪化に連れて企業業績の下振れ懸念が広がりやすく、中国景気の鈍化もあり、上値の重い展開になるとみています。
騰落率
1月5日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
S&P500種株価指数 4,697.24 -1.52% 2.85% 5.63% 23.35%
NYダウ 37,466.11 -0.59% 3.71% 9.27% 13.77%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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