マーケット見通し(総合)
外国株式見通し(2023年12月18日)
2023年12月18日
マーケットの動き (2023年12月11日~12月15日)
- 先週の米国株式市場は、前週末比で上昇しました。
- 12月のFOMC(米国連邦公開市場委員会)を経て市場の早期利下げ観測が高まり米国長期金利が低下したことを好感し、米国株式は堅調に推移しました。その後、FRB(米国連邦準備制度理事会)高官による市場の過度な利下げ織り込みは時期尚早との発言などから、利下げ開始時期の後ずれ懸念が浮上し米国株式は上値の重い展開で週を終えました。
- 欧州株式市場は、ECB(欧州中央銀行)理事会で利下げ開始時期の議論はされなかったとし早期利下げ期待が後退したことなどから、米国に劣後しました。
投資環境見通し (2023年12月)
外国株式相場は、米国では底堅く推移するも上昇余地は限定的、欧州では上値が重い
- 企業業績については、これまでの利上げの影響に加え、個人消費の先行きに対する慎重な見方もあり、やや減速するとみています。米国株式相場は、長期金利が上昇するとの見方が後退する中、景気の軟着陸や年末に向けた上昇相場に対する期待から、底堅く推移するとみています。足元の反発局面で割安感は後退しており、企業業績の減速見通しも勘案すれば、上昇余地も限定的とみています。欧州株式相場は、長期金利の上昇一服は支援材料とみられますが、域内景気動向に連れて企業業績の下振れ懸念が広がり、また中国景気の鈍化もあり、上値の重い展開になるとみています。
騰落率 | |||||
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12月15日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
S&P500種株価指数 | 4,719.19 | 2.49% | 4.80% | 6.63% | 21.14% |
NYダウ | 37,305.16 | 2.92% | 6.61% | 8.42% | 12.36% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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