マーケット見通し(総合)
為替見通し(2023年11月6日)
2023年11月06日
マーケットの動き (2023年10月30日~11月3日)
- 先週の為替市場は前週末比、米ドルは対円で下落(円高)しました。
- 31日の日銀金融政策決定会合において金融政策正常化に対する姿勢が想定よりも積極的でないとみられたほか、10月の為替介入実績はゼロだったことが判明すると円は売られ、米ドルは一時151円台半ばまで上昇しました。1日のFOMC(米国連邦公開市場委員会)通過後、米国金利低下による日米金利差の縮小観測などを受け、米ドルは149円台前半まで下落しました。
- ユーロは前週末比、対円・対米ドルともに上昇しました。
投資環境見通し (2023年10月)
円に対して米ドルは強含み、ユーロはレンジ内での動き
- 米ドル:米国における景気の底堅さを背景とした長期金利の高止まりを受けて、米ドルは円に対して強含むとみています。ただし、為替レートの水準と動向次第で日本政府・日銀による円買い介入が警戒される場面では、米ドルの円に対する上値は次第に重くなるとみています。
- ユーロ:ECB(欧州中央銀行)が利上げを一旦休止するとみられ、ユーロは円に対してレンジ内での動きになるとみています。日本政府・日銀による円買い介入が警戒される場面では、ユーロは円に対して下押す可能性があります。
変動幅(円) | |||||
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11月3日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
米ドル/円 | 149.36 | -0.25 | 0.29 | 14.22 | 1.16 |
ユーロ/円 | 160.31 | 2.04 | 4.16 | 10.95 | 15.70 |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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