マーケット見通し（総合）

外国株式見通し（2023年10月2日）

2023年10月02日

マーケットの動き （2023年9月25日～9月29日）

  • 先週の米国株式市場は、前週末比で下落しました。
  • 9月のFOMC（米国連邦公開市場委員会）を通過後、7月米国住宅価格指数の上振れや原油価格の上昇などにより、金融引き締め長期化懸念が強まり相場の重石となりました。全米自動車労働組合によるストライキ拡大や米国政府機関一部閉鎖のリスクに対する警戒感も広がり、米国株式は軟調に推移しました。
  • 欧州株式市場は、9月ユーロ圏コアCPI（消費者物価指数）の伸び率鈍化により利上げ停止観測が高まりましたが、おおむね米国に連動した推移となりました。

投資環境見通し （2023年9月）

外国株式相場は、米国、欧州ともに上昇するも上値は重い

  • 企業業績についてはサービス業の景況感や個人消費の底堅さが下支えになるとみられますが、依然として業績見通しが引き下げられる可能性は残ります。米国株式相場は、堅調な景気とインフレの鈍化傾向を背景とした長期金利の低下に支えられ上昇するとみています。ただし、中国不動産業界を巡る不安が世界景気に影を落とす可能性があることに加え、FRB（米国連邦準備制度理事会）による金融引き締め姿勢もあり、上値は重いとみています。欧州株式相場は、上昇するとみていますが、ECB（欧州中央銀行）は金融引き締め姿勢を維持するとみられることに加え、中国景気に対する不安もあり、上値の重い展開を予想しています。
騰落率
9月29日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
S&P500種株価指数 4,288.05 -0.74% -4.66% 6.46% 17.79%
NYダウ 33,507.50 -1.34% -3.86% 2.41% 14.65%
  • ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日）までとします。
  • ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
  • 当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書類（目論見書等）ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。
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  • 使用インデックスについては、マーケット見通し（総合）の最終ページをご確認ください。 https://www.myam.co.jp/market/report/

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