マーケット見通し(総合)
為替見通し(2023年9月4日)
2023年09月04日
マーケットの動き (2023年8月28日~9月1日)
- 先週の為替市場は前週末比、米ドルは対円で下落(円高)しました。
- 29日発表の米国雇用関連指標は市場予想を下回り、米国労働市場の過熱感が和らいだとの見方から米国金利が低下し、米ドルは145円台半ばまで下落しました。1日発表の米国雇用統計を受け、FRB(米国連邦準備制度理事会)高官が米国労働市場は依然として強いとの認識を示したことなどから、米国金利が低下幅を縮めると米ドルも146円台まで買い戻されて週を終えました。
- ユーロは前週末比、対円でほぼ横ばいとなった一方、対米ドルで上昇しました。
投資環境見通し (2023年8月)
円に対して米ドル、ユーロともに金融政策の方向性は依然として上昇要因
- 米ドル:金融政策の方向性の違いは依然としてドルの円に対する上昇要因とみられますが、米国においてインフレが鈍化し長期金利が低下する場面では金利差が縮小し、ドル安につながるとみられます。
- ユーロ:金融政策の方向性の違いは依然としてユーロの円に対する上昇要因とみられますが、ユーロ圏において景気減速懸念は長期金利の低下要因とみられ、金利差が縮小する場面ではユーロ安につながるとみられます。
変動幅(円) | |||||
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9月1日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
米ドル/円 | 146.03 | -0.55 | 2.76 | 9.91 | 6.01 |
ユーロ/円 | 157.82 | -0.05 | 0.51 | 12.56 | 18.70 |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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