マーケット見通し(総合)

国内債券見通し(2023年8月21日)

2023年08月21日

マーケットの動き (2023年8月14日~8月18日)

  • 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
  • 市場参加者が少なく薄商いの中、堅調な米国経済指標を受けた欧米金利の上昇や20年国債入札の低調な結果などを受け、長期金利は上昇しました。週末には、買い戻しの動きがあり前日の金利上昇幅を縮めるなど、流動性が低い中で金利が変動しやすい展開となりました。
  • クレジット市場は、薄商いの中、引き続き堅調に推移しました。

投資環境見通し (2023年8月)

国内長期金利はレンジ内で推移

  • 日銀は7月の金融政策決定会合において、イールドカーブ・コントロールに関して10年国債利回りの変動幅を「±0.5%程度を『目途』」と柔軟化するとともに、毎営業日指値オペの上限を1.0%とすることを決定しました。また、展望レポートにおいて、足元の物価上昇率の上振れについて持続的なものではなく、2024年度にかけて2%の物価目標を下回る見通しを示しました。国内長期金利は日銀の決定を受けて上昇圧力がかかる可能性はありますが、日銀は引き続き金融緩和姿勢を維持していることから上昇余地は限定的とみられ、概ねレンジ内で推移するとみています。
変動幅(騰落率)
8月18日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) 0.64 0.06 0.16 0.14 0.45
NOMURA-BPI総合 (騰落率) 368.33 -0.40% -1.14% 0.35% -2.95%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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