マーケット見通し(総合)
外国株式見通し(2023年8月21日)
2023年08月21日
マーケットの動き (2023年8月14日~8月18日)
- 先週の米国株式市場は、前週末比で下落しました。
- 中国景気後退懸念が強まる中、堅調な米国経済指標が相次ぎ、7月FOMC(米国連邦公開市場委員会)議事要旨では年内追加利上げの可能性が示唆されたことを受け、米国株式は景気敏感株などを中心に軟調な推移となりました。
- 欧州株式市場は、7月英国CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回ったことなどが嫌気され、おおむね米国に連動した推移となりました。
投資環境見通し (2023年8月)
外国株式相場は、米国では上昇、欧州では上値の重い展開
- 企業業績については足元では良好とみられますが、これまでの継続的な利上げや銀行による貸し出し基準の厳格化の影響から、今後の業績見通しが引き下げられる可能性は残ります。米国株式相場は、FRB(米国連邦準備制度理事会)による急速な利上げにもかかわらず底堅い経済指標や堅調な労働市場から景気は軟着陸するとの見方が広がる中、インフレの鈍化傾向を受けた利上げ停止観測も広がりやすく、堅調に推移するとみています。欧州株式相場は、米国株式相場に連れて上昇するとみていますが、インフレ率は依然として高い水準にあり、ECB(欧州中央銀行)は金融引き締め姿勢を当面は維持するとみられることに加え、これまでの利上げによる景気減速懸念もあり、上値の重い展開を予想しています。
騰落率 | |||||
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8月18日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
S&P500種株価指数 | 4,369.71 | -2.11% | -4.07% | 7.12% | 2.01% |
NYダウ | 34,500.66 | -2.21% | -1.29% | 1.99% | 1.48% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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