マーケット見通し(総合)

為替見通し(2023年8月14日)

2023年08月14日

マーケットの動き (2023年8月7日~8月11日)

  • 先週の為替市場は前週末比、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • 8日発表の6月勤労統計調査で国内賃金上昇率が鈍化し、日銀による大規模金融緩和策の正常化には当分時間を要するとの見方が強まったことで、円売り・米ドル買いの動きが広がりました。週末にかけて、欧米金利が上昇すると日米金利差拡大に対する米ドル買いの動きが強まり、米ドルは144円台後半まで上昇して週を終えました。
  • ユーロは前週末比、対円で上昇した一方、対米ドルで下落しました。

投資環境見通し (2023年8月)

円に対して米ドル、ユーロともに金融政策の方向性は依然として上昇要因

  • 米ドル:金融政策の方向性の違いは依然としてドルの円に対する上昇要因とみられますが、米国においてインフレが鈍化し長期金利が低下する場面では金利差が縮小し、ドル安につながるとみられます。
  • ユーロ:金融政策の方向性の違いは依然としてユーロの円に対する上昇要因とみられますが、ユーロ圏において景気減速懸念は長期金利の低下要因とみられ、金利差が縮小する場面ではユーロ安につながるとみられます。
変動幅(円)
8月11日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 144.74 2.92 4.13 13.43 12.16
ユーロ/円 158.81 2.48 4.27 18.62 21.64
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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