マーケット見通し(総合)
外国株式見通し(2023年8月7日)
2023年08月07日
マーケットの動き (2023年7月31日~8月4日)
- 先週の米国株式市場は、前週末比で下落しました。
- 相次いで発表された米国雇用関連指標が引き続き労働市場の底堅さを意識させる内容となり、金融引き締め長期化への警戒が強まったほか、米国国債の格下げや欧米金利上昇により投資家のリスクオフ姿勢が強まり、半導体関連株やハイテク株の業績見通しに対する懸念が広がったことなどを受け、米国株式は軟調に推移しました。
- 欧州株式市場は、英国イングランド銀行による追加利上げが相場の重石となり、おおむね米国に連動した推移となりました。
投資環境見通し (2023年8月)
外国株式相場は、米国では上昇、欧州では上値の重い展開
- 企業業績については足元では良好とみられますが、これまでの継続的な利上げや銀行による貸し出し基準の厳格化の影響から、今後の業績見通しが引き下げられる可能性は残ります。米国株式相場は、FRB(米国連邦準備制度理事会)による急速な利上げにもかかわらず底堅い経済指標や堅調な労働市場から景気は軟着陸するとの見方が広がる中、インフレの鈍化傾向を受けた利上げ停止観測も広がりやすく、堅調に推移するとみています。欧州株式相場は、米国株式相場に連れて上昇するとみていますが、インフレ率は依然として高い水準にあり、ECB(欧州中央銀行)は金融引き締め姿勢を当面は維持するとみられることに加え、これまでの利上げによる景気減速懸念もあり、上値の重い展開を予想しています。
騰落率 | |||||
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8月4日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
S&P500種株価指数 | 4,478.03 | -2.27% | 0.50% | 8.26% | 7.85% |
NYダウ | 35,065.62 | -1.11% | 1.88% | 3.36% | 7.15% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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