マーケット見通し(総合)
外国株式見通し(2023年7月24日)
2023年07月24日
マーケットの動き (2023年7月17日~7月21日)
- 先週の米国株式市場は、前週末比で上昇しました。
- 4-6月期の中国GDP(国内総生産)が市場予想を下回ったことで米国景気への影響が懸念された場面もありましたが、6月の英国CPI(消費者物価指数)が下振れしたことや週間の米国新規失業保険申請件数の減少などを背景に、米国景気を損なうことなくインフレ圧力を抑えられるとの期待感が高まりました。医療保険サービスや医薬品、金融大手などを中心に好調な決算内容となったことも支援材料となり、米国株式は堅調に推移しました。
- 欧州株式市場は、おおむね米国に連動した推移となりました。
投資環境見通し (2023年7月)
外国株式相場は、米国、欧州とも上値の重い展開
- 企業業績については、インフレ高止まりによる個人消費の減速や銀行の貸出基準厳格化に対する警戒感から、業績見通しが引き下げられる可能性は残ります。米国株式相場は、底堅い経済指標や堅調な労働市場から景気のソフトランディング見通しが高まりつつありますが、銀行の貸出基準厳格化を受けた企業業績に対する警戒感や、高インフレの継続を受けたFRB(米国連邦準備制度理事会)の追加利上げ観測もあり上値の重い展開を予想しています。欧州株式相場は、依然として高い水準のコアインフレ率を背景としたECB(欧州中央銀行)による追加利上げ観測から、米国市場と同様に上値の重い展開を予想しています。
騰落率 | |||||
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7月21日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
S&P500種株価指数 | 4,536.34 | 0.69% | 3.91% | 14.19% | 13.44% |
NYダウ | 35,227.69 | 2.08% | 3.76% | 5.55% | 9.96% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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