マーケット見通し(総合)

為替見通し(2023年7月10日)

2023年07月10日

マーケットの動き (2023年7月3日~7月7日)

  • 先週の為替市場は前週末比、米ドルは対円で下落(円高)しました。
  • 週初は動意に乏しく米ドルは144円台半ばで推移する中、5日に発表された中国や欧州の経済指標が悪化したことなどから、投資家のリスク回避姿勢が高まり相対的に低リスク通貨とされる円が買われました。7日発表の6月米国雇用統計が想定よりも強くない結果であったことも円買い・米ドル売りの動きを強めました。
  • ユーロは前週末比、対円で下落した一方、対米ドルでは上昇しました。

投資環境見通し (2023年7月)

円に対して米ドルはレンジ内での動き、ユーロは上昇

  • 米ドル:金融政策の方向性の違いからドルの上昇圧力が残るとみられますが、円安ドル高が進む場面では日本政府からの円安けん制発言に加えて、日銀が金融政策を修正するとの見方が広がりやすく、次第にドルの上値は重くなり、ドルは円に対してレンジ内での動きになるとみています。
  • ユーロ:インフレ率が依然として高水準にあり、ECB(欧州中央銀行)が追加利上げを行うとの見方もあり、金融政策の方向性の違いを背景にユーロは円に対して上昇するとみています。
変動幅(円)
7月7日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 142.20 -2.34 2.46 9.78 6.25
ユーロ/円 155.70 -1.99 6.08 15.30 17.44
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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