マーケット見通し（総合）

国内株式見通し（2023年6月5日）

2023年06月05日

マーケットの動き （2023年5月29日～6月2日）

  • 先週の国内株式市場は、前週末比で上昇しました。
  • 米国債務上限問題に対する警戒感が和らぎ国内株式は週初から上昇しましたが、中国経済指標の悪化や月末の持ち高調整などによって週半ばにかけて下落しました。その後、月末に売られた銘柄の買戻しや米国株式の上昇などを受け、日経平均株価が約33年ぶりの高値水準となるなど国内株式は大型株を中心に堅調に推移しました。

投資環境見通し （2023年6月）

国内株式相場の上昇基調は続く

  • 企業業績については、円安効果や内需拡大を受けて足元では概ね好調で、今後についてもインバウンド需要のさらなる拡大により堅調に推移するとみています。国内株式相場は、米国や欧州におけるこれまでの利上げによる景気減速懸念や、中国景気の回復鈍化に対する懸念が下押し要因とみられますが、新型コロナの類型変更による経済正常化が期待されることに加え、東証による株価のPBR（株価純資産倍率）が１倍を下回る企業に対する資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応の要請、米国の著名投資家の日本株に対するポジティブな姿勢などを好感した幅広い投資家からの見直し買いも予想されることから、上昇基調が続くとみています。
騰落率
6月2日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
TOPIX（東証株価指数） 2,182.70 1.72% 5.16% 11.71% 13.31%
日経平均株価 31,524.22 1.97% 8.12% 13.49% 14.99%
  • ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日）までとします。
  • ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
  • 当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書類（目論見書等）ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。
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  • 使用インデックスについては、マーケット見通し（総合）の最終ページをご確認ください。 https://www.myam.co.jp/market/report/

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