マーケット見通し（総合）

外国株式見通し（2023年4月24日）

2023年04月24日

マーケットの動き （2023年4月17日～4月21日）

  • 先週の米国株式市場は、前週末比でほぼ横ばいとなりました。
  • 1～3月期の中国GDP（国内総生産）が市場予想を上回ったほか、FRB（米国連邦準備制度理事会）高官が米国景気に対しおおむね楽観的な見方を示すなど、米国株式は週初から上昇しました。その後、米国景気指数が市場予想以上に悪化するなど米国景気の先行き不透明感が強まり、相場は前週末と同水準まで下落して週を終えました。
  • 欧州株式市場は、デンマーク製薬大手の良好な見通しを受け米国を上回る推移となりました。

投資環境見通し （2023年4月）

外国株式相場は、米国、欧州とも上値の重い展開

  • 企業業績については、サービス業などに持ち直しの動きがみられることがプラス材料となる一方で、金融引き締め政策による景気への影響に加え、金融システム不安による信用収縮に対する懸念から、見通しが引き下げられる可能性があります。こうした中、米国では金融システム不安に対する金融当局の迅速な対応を受けて、悲観的な見方が一旦は後退したとみられます。しかし、インフレの落ち着きに時間を要するとみられる中、FRB（米国連邦準備制度理事会）による金融引き締め姿勢は継続するとみられることから、株式相場の上値は重く、下押し圧力がかかりやすい状況が続くとみています。欧州でも、中国の経済活動再開を受けた外需回復が期待される一方、実質所得の減少から消費意欲の減退が想定され、株式相場は米国市場と同様に上値の重い展開を予想しています。
騰落率
4月21日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
S&P500種株価指数 4,133.52 -0.10% 3.26% 10.15% -5.92%
NYダウ 33,808.96 -0.23% 3.83% 8.77% -2.83%
  • ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日）までとします。
  • ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
  • 当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書類（目論見書等）ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。
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  • 使用インデックスについては、マーケット見通し（総合）の最終ページをご確認ください。 https://www.myam.co.jp/market/report/

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