マーケット見通し(総合)

国内株式見通し(2023年3月6日)

2023年03月06日

マーケットの動き (2023年2月27日~3月3日)

  • 先週の国内株式市場は、前週末比で上昇しました。
  • FRB(米国連邦準備制度理事会)の利上げ長期化に対する警戒感が広がる中、週末にかけて米国株式が堅調に推移したことから国内株式も追随して上昇する展開となりました。5日に中国の全国人民代表大会を控え、中国の景気回復期待が高まったことも相場の好材料となりました。

投資環境見通し (2023年3月)

国内株式相場はボックス圏での推移

  • 企業業績については、中国のゼロコロナ政策終了による経済活動再開がプラスとみられますが、世界的な景気後退に加えて、円高圧力が残ることから今後の業績圧迫なども懸念材料とみられます。国内株式相場は欧米を中心とした景気減速が意識されやすい中、日銀新総裁下での金融政策を巡る不透明感が下押し要因とみられます。一方で、中国からの訪日観光客増加や同国におけるゼロコロナ政策終了によって景気が早期に回復するとの見方に加え、投資家による国内景気の底堅さを評価する動きも見込まれることもあり、ボックス圏での推移になるとみています。
騰落率
3月3日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
TOPIX(東証株価指数) 2,019.52 1.57% 2.50% 4.63% 7.32%
日経平均株価 27,927.47 1.73% 1.52% 1.00% 5.08%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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