マーケット見通し(総合)
為替見通し(2023年2月20日)
2023年02月20日
マーケットの動き (2023年2月13日~2月17日)
- 先週の為替市場は前週末比、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
- 発表された米国主要経済指標がインフレの高止まりや労働需給の逼迫を示したことから、FRB(米国連邦準備制度理事会)の利上げ長期化観測が強まり、日米金利差の拡大を意識した円売り・米ドル買いが進みました。週末には米国金利の上昇に一服感がみられ、米ドルは134円台前半で週を終えました。
- ユーロは、前週末比、対円で上昇した一方、対米ドルでは下落しました。
投資環境見通し (2023年2月)
米ドル、ユーロともに円に対して、変動率上昇を伴いながらレンジ内での動き
- 日銀が金融緩和策を修正するとの根強い見方に加えて、投資家の間で広がるFRB(米国連邦準備制度理事会)の利上げ停止観測は円高圧力とみられます。一方、米国では景気に対する悲観的な見方が後退し、欧州では暖冬による天然ガス価格下落に加えて中国における社会・経済活動再開に対する期待も景気にプラスとみられることから、米ドル、ユーロはともに円に対して変動率の上昇を伴いながらもレンジ内で推移するとみています。
変動幅(円) | |||||
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2月17日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
米ドル/円 | 134.34 | 3.03 | 6.18 | -1.13 | 19.37 |
ユーロ/円 | 143.25 | 3.06 | 4.82 | 5.58 | 12.55 |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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