マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2023年2月20日)

2023年02月20日

マーケットの動き (2023年2月13日~2月17日)

  • 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
  • 1月の米国CPI(消費者物価指数)や米国小売売上高、米国PPI(卸売物価指数)がそれぞれ市場予想を上回る伸び率であったことから、金利先高観が強まり米国国債は週を通して売られました。週末には、売りが一巡したことで金利上昇に一服感がみられました。
  • ドイツ国債市場は、おおむね米国に連動した推移となりました。

投資環境見通し (2023年2月)

長期金利は、米国、欧州(ドイツ)ともレンジ内で推移

  • 米国:長期金利は、インフレ圧力の緩和に加え、実体経済に対するこれまでの大幅利上げの影響は低下要因とみています。ただし、利上げ停止をはじめとした金融政策の修正観測については相当程度織り込まれているとみられ、レンジ内で推移するとみています。
  • 欧州:ECB(欧州中央銀行)による金融引き締め姿勢継続や量的引き締め開始が警戒されますが、今後の利上げについては相当程度の織り込みが進んでいるとみられることから、ドイツ長期金利はレンジ内で推移するとみています。
変動幅(騰落率)
2月17日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 3.83 0.10 0.30 0.94 1.86
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 501.92 1.59% 2.20% -4.30% 0.26%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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