マーケット見通し(総合)

国内債券見通し(2023年1月4日)

2023年01月04日

マーケットの動き (2022年12月26日~12月30日)

  • 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
  • 20日の日銀金融政策決定会合において日銀が許容する10年国債金利の変動幅を拡大したことにより、週初から国内長期金利に上昇圧力がかかりました。年末年始休暇を控え流動性が低下する中、海外金利の上昇や日銀による指し値オペと臨時オぺの実施などで不安定な相場環境が継続しました。
  • クレジット市場は、薄商いの中、国債金利の上昇により投資家の様子見姿勢が高まりました。

投資環境見通し (2022年12月)

国内長期金利は、日銀の許容する変動幅の上限近辺で推移

  • 海外においては利上げペース鈍化の動きに加えて金融引き締め政策からの転換時期が意識される一方、国内においては日銀総裁の任期満了が近づくにつれて将来的な金融政策の修正観測が根強い中、国内長期金利は引き続き日銀が許容する変動幅の上限近辺で推移するとみています。
変動幅(騰落率)
12月30日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) 0.42 0.03 0.17 0.20 0.35
NOMURA-BPI (騰落率) 366.60 -0.61% -1.27% -2.52% -5.23%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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