マーケット見通し(総合)
外国債券見通し(2022年12月5日)
2022年12月05日
マーケットの動き (2022年11月28日~12月2日)
- 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。
- FRB(米国連邦準備制度理事会)パウエル議長の利上げペース鈍化を示唆する発言や、10月の米国PCE(個人消費支出)の伸び鈍化、11月の米国ISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことなどを受けて、米国国債が買われました。
- ドイツ国債市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。
投資環境見通し (2022年12月)
長期金利は、米国、欧州(ドイツ)とも小幅に低下
- 米国:インフレ率は依然として高水準ながらピークアウトしたとの見方もあります。また、資源価格の上昇一服や住宅市場の調整に加え、景気悪化によって賃金上昇率が鈍化する可能性もあります。こうしたことから早期の利上げ停止や利下げに転換するとの見方もあり、長期金利は小幅に低下するとみています。
- 欧州:需要の高まる冬季を迎え天然ガス供給の不確実性によるインフレ懸念が広がる一方、景気後退懸念からこれまで利上げを継続してきたECB(欧州中央銀行)に対して政策を転換するとの見方もあり、小幅に低下するとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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12月2日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) | 3.51 | -0.18 | -0.54 | 0.60 | 2.06 |
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) | 513.88 | -1.37% | -2.28% | 0.08% | 0.19% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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