マーケット見通し(総合)

為替見通し(2022年11月28日)

2022年11月28日

マーケットの動き (2022年11月21日~11月25日)

  • 先週の為替市場は前週末比、米ドルは対円で下落(円高)しました。
  • 週初は中国での新型コロナ感染の再拡大による景気減速懸念などからリスク回避の米ドル買いが進みました。23日に公表された11月開催分のFOMC(米国連邦公開市場委員会)の議事要旨で多くの理事が利上げ減速を支持していることが確認されたことなどにより、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・米ドル売りが優勢となり139円台前半まで下落して週を終えました。
  • ユーロは、前週末比、対円で下落した一方、対米ドルでは上昇しました。

投資環境見通し (2022年11月)

円に対して、米ドル、ユーロともにレンジ内での動き

  • 米ドル:日米金融政策の方向性の違いはドルの上昇要因として継続するとみられますが、日本国政府・日銀によるドル売り介入に対する警戒感が残ることに加え、今後の景気やインフレ動向次第でFRB(米国連邦準備制度理事会)による利上げペースの鈍化を巡る議論が進む可能性もあり、ドルは円に対してレンジ内での動きになるとみています。
  • ユーロ:日本とユーロ圏との金融政策の方向性の違いがユーロの上昇要因として継続するとみられますが、欧州景気の先行きに対する懸念がユーロの重しになるとみられることから、ユーロは円に対してレンジ内での動きになるとみています。
変動幅(円)
11月25日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 139.25 -0.63 -8.57 11.90 23.89
ユーロ/円 144.91 -0.03 -2.29 8.90 15.59
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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