マーケット見通し(総合)
為替見通し(2022年11月21日)
2022年11月21日
マーケットの動き (2022年11月14日~11月18日)
- 先週の為替市場は前週末比、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
- 前週末にかけて138円台まで円高が急激に進む場面があり、その反動から週明け早々に週間高値の140円80銭台まで上昇しました。10月の米国PPI(生産者物価指数)の結果が市場予想を下回り、1ドル=137円後半まで下落しましたが、17日にFRB(米国連邦準備制度理事会)高官が金融引き締めに積極的な姿勢を示したことなどで139円台後半まで上昇し週を終えました。
投資環境見通し (2022年11月)
円に対して、米ドル、ユーロともにレンジ内での動き
- 米ドル:日米金融政策の方向性の違いはドルの上昇要因として継続するとみられますが、日本国政府・日銀によるドル売り介入に対する警戒感が残ることに加え、今後の景気やインフレ動向次第でFRB(米国連邦準備制度理事会)による利上げペースの鈍化を巡る議論が進む可能性もあり、ドルは円に対してレンジ内での動きになるとみています。
- ユーロ:日本とユーロ圏との金融政策の方向性の違いがユーロの上昇要因として継続するとみられますが、欧州景気の先行きに対する懸念がユーロの重しになるとみられることから、ユーロは円に対してレンジ内での動きになるとみています。
変動幅(円) | |||||
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11月18日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
米ドル/円 | 139.89 | 0.82 | -9.21 | 11.41 | 25.60 |
ユーロ/円 | 144.94 | 1.34 | -1.92 | 9.88 | 15.25 |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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