マーケット見通し(総合)
外国債券見通し(2022年10月17日)
2022年10月17日
マーケットの動き (2022年10月11日~10月14日)
- 先週の米国国債市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
- 前週末に発表された米国雇用統計が労働市場の堅調さを示したことに加え、13日に発表された9月の米国CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回ったことなどから、FRB(米国連邦準備制度理事会)が積極的な利上げを継続するとの見方が一段と強まり、米国長期金利は週を通して上昇基調で推移しました。
- ドイツ国債市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
投資環境見通し (2022年10月)
長期金利は、米国、欧州(ドイツ)ともレンジ内で推移
- 米国:高水準のインフレ長期化や中央銀行の金融引き締め加速への懸念はありますが、9月のFOMC(米国連邦公開市場委員会)で示された2025年末までの政策金利見通しの織り込みが進むとみられることに加え、利上げ加速による景気悪化懸念が強まることも考えられます。長期金利はレンジ内で推移するとみています。
- 欧州:ECB(欧州中央銀行)が来年以降も利上げを続ける可能性に加え、エネルギー供給を巡る不確実性や、英国政府の財政拡大によるインフレ長期化や財政悪化懸念はありますが、利上げ加速による景気悪化も意識されやすいことから、レンジ内で推移するとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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10月14日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) | 4.01 | 0.13 | 0.60 | 1.18 | 2.49 |
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) | 521.44 | 1.11% | -1.47% | 1.94% | 0.64% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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